アーカイブ : 10月 - 2017

対丈仕立てはじめます③〜更なる飛躍〜

対丈浴衣で味をしめた私たちですが、浴衣以外はどうなのか?
やはり木綿の素材は摩擦があるから着崩れ無いが、絹物は滑りが良いので崩れるのか?等々疑問が湧いてまいりました。
まずは単衣で対丈を仕立ててみようと思っていたところ、京都出張で立ち寄った「Kimono Factory nono」さんで素敵な反物を発見❤︎
綿着物のほっこり感は微塵も感じさせず、生地に織り込まれた箔の糸がチラッときらめく綿グリッターシリーズの新作。
私はアーチ柄、千晶はストーム柄を選び、それぞれ対丈で仕立てることにしました〜!
この時期は浴衣と違い、中に襦袢を着るので、対丈だと着崩れてしまうのか?という心配もありましたが、仕立て上りを着たところ、これまた全く問題無し!二人で顔を見合わせて

「対丈最高!!!」

と思わず叫んでしまいました、の着物がこちらです↓

ウェブ用の撮影ではプロの方に着付けをお願いすることもありますが、今回は対丈ということもあり自分たちで着付けました。普段は割と(?)ラフに着付けているので、おはしょり有りの着物だとシワや着崩れが気になっちゃいますが、対丈ならご覧の通りすっきりぴったり着れてますでしょ?これって本当すごいと思うんです!
難しいとされていた着物の着付けが簡単且つ綺麗にできちゃうんですから!また一日仕事で着物を着ていると、座ったり立ったり荷物を運んだりとかなり動くので、いろんな箇所が着崩れしますが、対丈だとお直しするのも本当に楽チンなんですよ!

その後も撮影用に麻や縮緬素材で対丈を仕立てましたが、勿論各々の特性はあるにせよ対丈仕立てだからといって特に問題はありませんでした。
その撮影のスタイリングを考えている時に発見したのが対丈をドレス風に着る着方。衿元をVネックのように深く合わせ、上前と下前を浅く重ねウエストにギャザーを寄せたら、あら素敵なドレスに❤︎


(↑こちらで合わせた帯ベルトは通常よりも細めのタイプとなります)

これをいかにも和風な柄行きの着物でやってしまうと、ちょっと?残念な感じになってしまう可能性もあるのでくれぐれもお気をつけくださいませ、ぺこり。
そうなんです、対丈仕立ては素材による制限はあまりないのですが、柄によって雰囲気の合う合わないがあると思います。やはりエレガントでフォーマルなものよりも、モダンでカジュアルなもののほうが対丈に向いていますね。

先日Facebookに対丈仕立て①を投稿したところ、おはしょりがないとお腹の出っ張り対策は?というコメントがありました。確かにおはしょりがあることにより、ふんわりとお腹が隠されている安心感はありますよね。着物の場合、腰紐の関係上ガードルがはけません。が、対丈なら腰紐をしなくて済むので(すずろベルトのみ)ガードルを履いても着物が着れるという素晴らしいことになるかもしれません!(←お腹に余計なものがない方には分からないと思いますが)着物の場合は裾除けの晒の部分でグィーっとお腹を引き締めなければいけませんが、この苦労から解放される日も間近かも!!!

ということで、こちら近日中に検証して皆さまにご報告させていただきます。

つづく