秋のキモノ〜其の一〜
10月に入り、朝晩はグッと涼しくなってまいりました。
はい、秋ですね。
店主レイコもやっと襦袢を着て、半衿キリリとお着物っぽいコーディネートが多くなりました〜。とはいえ、まだまだ綿縮や綿麻の単衣をフツーに着ております。それにまだまだ素足に草履。着物のルール的には全くありえないのは承知の上で、色々と好き勝手にやらせていただいております。だって「着物=ファッション」なんですから、自分の好きな様に着るのが一番ですよ。勿論、ルールに従うべきTPOは弁えておりますので、これはあくまで普段着としてのこと。
さてさて、浴衣のイメージが強い(?)KAPUKIですが、秋の着物をスタイリングしてみましたので、ご覧くださいませ!
黒い着物ってなかなか見かけないんですよね。着物を着始めるようになって、いろいろ探したんですが本当ないんです。あるのは喪服か黒留袖...。黒い洋服はこんなに沢山あるのに!てことで、こちらは紬の白生地を真黒に無地染めして、単衣の比翼仕立てにしてみました。
衿元、袖の振り、衽の裏からチラッと見えるグレーが差し色になっています。(写真では衿だけ)白の半衿もたっぷり出してみました。
菱形模様のモノトーンの帯は博多織の袋帯(西村織物)。
かなり高さのある草履(神田胡蝶)を合わせると、全体が細っそり縦長なシルエットになりますね。
足袋は履き忘れじゃありません。
帯は角出しを斜めに結んでいます。
お太鼓もそうなんですが、真っ直ぐ綺麗な帯結びがどうも苦手でして...。
なんかちょっと崩れてるほうが、ライブ感あっていいですよね〜。
今回は人気着付け師の大竹恵理子さんに着付けをお願いしたのですが、なかなかいい感じに曲がってます❤︎
お太鼓部分「X」みたいですね。かなり目に来るデザインです。
こちらの商品は全てKAPUKIにてお取り扱いしております。
撮影:腰塚光晃 (MOREVISION/KAPUKI)