秋のキモノ〜其の三〜
今回は「桐生絞り」のご紹介です。
これ、絞りなんですが、ちょっと蛇柄みたいですよね。色味も藍鼠の濃淡のグラデーションで、とても粋な雰囲気です。
合わせた帯は博多献上八寸帯の一本独鈷。
博多献上は、芸者さんが黒紋付に合わせているイメージがあり、やはり粋な帯の代表だと思います。
よく見かけるのは、三献上や五献上のものが多いですが、個人的にはこの一本独鈷が大好きです❤︎
撮影で締めた博多帯は西村織物さんのものですが、この一本独鈷は現在SOLD OUTで、お客様からの問合せも多いため、西村織物さんに作ってもらうようにお願いしております!これは黒地に白の独鈷柄ですが、他の色味もかっこいいですよね〜。何より、博多帯は軽くて締めやすいので、普段使いにはとても重宝します。
後姿は、今回もかなり斜めな角出しにしております。
ちょっと衣紋抜き過ぎたかな...。
こちらの商品は全てKAPUKIにてお取り扱いしております。
撮影:腰塚光晃(MOREVISION/KAPUKI)
着付け:大竹恵理子