[DISCOVER TOKYO x KAPUKI] @ 新宿伊勢丹本館4階
2月11日(水)〜16日(月)まで、新宿伊勢丹本館4階=オーセンティックギャラリーにて「DISCOVER TOKYO x KAPUKI」が開催されます。
今回は呉服フロアではなく、婦人服/ラグジュアリー本館4階でKAPUKIがポップアップショップをオープンします。
ということは、洋服?着物?どっちなの???
ヒントはこちらの写真です、どうぞ。
ここまで見せたら分かっちゃいましたよね〜。
そうなんです、今回KAPUKIはドレスを発表することなりました!!!
写真を見てお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、コーディネートで合わせているKAPUKIの人気アイテムのレザーの「帯ベルト」を着物だけでなく、洋服に合わせて提案するのが、今回のメインテーマです。この「KIMONOドレス」は素材に着物の反物を使い、袖や衿にも「和」のテイスト感じさせるデザインにしました。(写真は仮縫いの状態です)
この他にもう1型、対丈の「長着ドレス」も発表します。
それぞれのお仕立ては、お客様のサイズに合わせて一点一点仕上げますので、1ヶ月半〜2ヶ月ほどお時間をいただきますが、仕上がりを待つのも、心踊る素敵な時間ですよね〜!
今回、着物の反物を使って現在の形式(デザイン)以外の着物を作ることに、躊躇した部分もあります。やはり、着物の形式(デザイン)は圧倒的に美しい!!!それは百も承知です。ただ、KAPUKIは新しいことに挑戦していきたい!と常に考えています。
一昨年、藝大美術館で開催されたFENDIの巡回展「FENDI-UN ART AUTRE 〜フェンディもうひとつのアート、クリエイションとイノベーションの軌跡〜」を見に行った時、インタビュー映像の中で(誰かは覚えてないが)「伝統は革新の連続」と言っていた言葉がとても印象に残ってます。「伝統=守る」みたいな図式がよくありますが、これってちょっと違うと思うんです。老舗の和菓子屋だって毎年味を少しずつ変えてる(らしい)し、歌舞伎だって元々「お国」という女性が始めたものなんだから、今の歌舞伎とは全然違うもの。伝統って変えずに守ることが大事なんじゃなくて、それぞれの時代に合わせた最高にイケてる状態を次の世代に渡していくことなんじゃないのかな?なーんて思ってます。「かぶく」という精神を、日本のハイファッションである着物で追求するKAPUKIならではの提案を、是非ご覧くださいませ!
会期中はKAPUKIのセレクトした「和」テイストのTOKYOブランドが集まります。
みなさまのお越しを、心よりお待ち申し上げます!
注)会期中は店主レイコが接客させていただきます。中目黒店は通常通り営業しております。