着物｜麻世妙 破れ格子 紫／黒漆｜KAPUKI × 誉田屋源兵衛｜大麻布

江戸時代には存在したとされる「 破れ格子 」柄は「 傾奇者（かぶきもの）」の流れを汲む文様で、格子を破ることになぞらえ、現状を打ち破るパワーとエネルギー、強靭な精神性を表現しています。
日本の伝統柄を現代の美意識でリデザインした誉田屋源兵衛オリジナルの代表的な柄の一つです。

日本人にはあまり知られていない「大麻布」。

実は縄文時代、日本列島には大麻が群生し、生活用品や食品として幅広く用いられていました。
また大麻は「聖なる植物」とされ、神道の祭祀では「おおぬさ」として神に捧げられ、現在も神殿の麻紐や縄として使われています。

「麻世妙」は、約3年にわたる研究と試行錯誤の末、数百年前の大麻布を思わせる豊かな風合いとしてよみがえりました。
夏の麻着物のイメージとは異なり、しっとりと柔らかな肌触りで、冬は暖かく、夏は涼しく、通年お召しいただけます。

お色は生成り地に黒と、KAPUKI別注色の墨黒地に黒の2色。
白地は華やかに、黒地は粋にお召しいただけます。

冬は暖かく、夏は涼しい。他にはない特別な着心地を、ぜひ体験してみてください。